日本ハムの本拠地移転について思う事

日本ハムの本拠地移転は必然的 札幌市は日本ハムを舐めていた

日本ハムが北海道に移転してきて13年。いよいよ新球場移転の移転先が決定しました。その移転先は北広島市。北広島市は新球場移転を日本ハムが決定してからすぐに誘致を表明しました。

球場予定地の敷地の広さは日本ハムの要望と合致しているので問題はありません。球場までのアクセスの問題もJRとの協議をする予定。自動車で来場する事を想定し、球場の駐車場の収容台数は5000台。北広島市もアクセスの向上の為にバイパスを作る案もあり、札幌市よりも熱意を感じられました。

かたや今回北広島に敗れた札幌市。そもそも誘致の表明が、北広島市が誘致を表明して慌てて手を挙げた印象。土地を用意しようとしても地元住民との軋轢や広さで北広島市に後れを取っていたので、初めから勝負はついていた感があります。

日本ハムに対しての札幌市の対応がなってなかった 札幌市の自業自得

そもそも日本ハムが札幌ドームから本拠地を移転しようとしているのはなぜか?選手側からすれば、「~を改善してほしい」、「人工芝が足に負担をかける」という要望がことごとく無視される、球団側からすれば「使用料の問題」、「親会社が日本ハムと言う食品会社なのにもかかわらず、自社の商品を球場で販売できない」、「グッズ売り上げが球団の利益にならない」という不満が爆発した結果です。

札幌市とすれば「札幌ドームから出ていけるわけがない」高をくくっていたのでしょう。札幌市内での移転であれば土地を提供しないという妨害もできたが、誤算は北広島市が誘致に手を挙げた事です。これをきっかけに札幌市の酷さが世間に露呈された格好になって、世間の人もそれを知る事になってしまいました。

札幌ドームを日本ハムに売却するという選択肢はなかったのか?

今回の移転問題で疑問に思ったのが、札幌ドームを日本ハム球団に売却するという選択肢はなかったのか?という事です。基本的に役人は前例踏襲主義ですが、前例があったことをご存知ではないようです。もしくは知っていても無視したのかの二択です。

好例としてあるのが横浜市です。ご存知横浜DeNAベイスターズの本拠地のある都市です。DeNAが球団を買収してから横浜スタジアムも買収しました。この利点は球場の物販を球団独自で展開できる事と球場の改修の自由度が増す事、そしてファンサービスファーストを実践できる事です。

その結果横浜市はベイスターズの街という事を印象付ける事ができ、両者ともWinWinのかんけいになりました。ただこれにはリスクもあります。

最近で言えば、ダイエーホークスを売却するといった時に三点セットでないと売却できないという事態になりました。三点セットとは球団、球場、ホテルの事です。これらを合算すれば買収費用は相当な金額になります。幸運にもソフトバンクがまとめて買収したのであまり問題にはなりませんでした。何年かに一回は話題になる埼玉西武ライオンズの売却。この場合の三点セットは球団、球場、西武鉄道です。買収するのに球団、球場は仕方ないですが、西武鉄道は球団買収の足かせになっているのは否めません。西武ドームまでの西武鉄道は球場の為に作られたものです。要は球場と西武鉄道はセットなのです。買収した会社は必然的に西武ドームを本拠地にせざるを得ない状況になります。これが埼玉西武ライオンズが、球団を売却できない一番の原因です。

今回札幌市が札幌ドームを日本ハムに売却しなかったのは西武球団より事情が複雑です。札幌ドームは第三セクターが運営しています。これが意味するところは何でしょうか?

日本ハムに売却してしまえば、天下り先がなくなるという状況になるのは避けなければならないという事です。日本ハムは「こんな要望も聞けないところにいても意味がない」と思ったのは当然の事と言えます。

まとめ

今回北広島に決定した事により札幌ドームは苦しい立場になったといってもいいでしょう。5年後には平日でも15000人の動員を望めるイベントが無くなります。その穴埋めをどうするのでしょうか?まずそんなイベントはありません。

このままいけば10年、いや6,7年後には札幌ドームは不良債権となる可能性が高いというのは容易に予測できます。

投稿者: souzou1973

世の中を独自の目線で斬るというのは大げさですが、自分なりの着眼点で書いていきます。日本は世界に誇れる国であり、「日本を取り戻す!」という安倍総理の言葉に共鳴しています。「日本は日本人のもの」当たり前のことが当たり前になる世の中になるように。

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